先生の目には、話しかけたヤツにケンカを売っているように見えたので、低い声であたしに声をかけた。
しかもあたしの喋りなんかどうでもいい、といった感じで。
だから久佐野との話は続行させなかった。
どうせこいつだって、真実がわかればあたしの気持ちなんかどうでもいいに決まってるんだから。
あたしは先生と話すため、小部屋に呼ばれた。
「どういうつもりだ? あんなことして」
早速取り締まりを受ける。
あたしはつまんね、といった感じでふんぞり返っている。
「答えなさい」
そんなあたしの態度に満足してない担任。
「あたしも質問します。
何であたしがこんなことしたかわかりますか」
姿勢に少しの変化をさせた相手は、キリッとした表情であたしを見て言ってきた。
「だから先生が聞いてるのは、それだよ」


