あたしの前にあるのは机。
机と共に倒れたあたしは、強く頭を打った。
他にも膝や腕を打った。
「いい気味」
その一言をあたしに言った彼女は、自分の席に戻った。
動けないでいるあたしの姿を見てるクラスメイトは、なんとかしてあげたいという感じだった。
じんじんする頭を押さえなからあたしは起き上がる。
すると教室から場違いな男が入ってきた。
「おい、大丈夫か?」
顔を見てみるとこの前の男だった。
「何しに来たの」
あたしは立ち上がり、机を起こした。
バラバラに散らばった教科書を拾おうとしたが、鋭い頭の痛みに負け、机を支えにしてうつ向いた。


