「嘘をついてまでスモークに真相を言いたくない理由、本当にわからない?
どうして?
あたしの嘘は簡単に見抜くくせに...」
「...............」
言いたくなかった。
それだけの思いが、あたしの言葉に現れた。
スモークはようやくあたしから視線を外したみたい。
椅子が回転する音が、小さかったが聞こえた。
あたしはいつもの弁当箱を開ける。
そして食べ始めると、いつものリトルデビルの味が口いっぱいに広がった。
あたしはしばらく無言で食べ続けた。
スモークは時々あたしの方を見ては、また違う所を見てたりした。


