あたしが着ている長袖を強調しながら言う。 「いい。 俺が行くから。 いつ頃がいい?」 わざわざ向こうの方から出向いてくれるというのか。 あたしはその厚意に素直に甘えることにした。 「朝の方がいいかも。 あんまり遅いと長袖の無事がわからなくなるから」 花瑤のせいでせっかく借りた長袖が汚れてしまう場合があるからな。 「分かった。 じゃあなるべく朝に取りに行くことにするよ。 じゃあまた、月曜日にな」 「うん」 それだけを交わして、あたしたちは別れた。