「でも何かちょっと残念。
もう少し近寄りがたい雰囲気かと思ってたのに。
そして気が強い。
多少話に聞いた通りだけど、全部当たってるってことじゃなかった。
敬語を使わないことは、予想ついてたけど。
ギリギリ合格だな」
さっきからこの人は、自分で納得している。
どうしてだ?
何かあるのか?
「そういうあんたこそ、何者?
こっちは言ったんだから、名前くらい教えてよ」
「俺か。
俺は門倉。
特にこれと言って目立つことはしてないから、二年の中でもそんなに知られてないさ」
へー。
「で、どこまで同じ道なの?」
「え、俺についての質問は終わり?
やっと興味持ってくれたと思ったのに」
何この人。
見かけと違って、全然キャラが掴めない。


