そして倉庫は開かれた。 「えっっっ?!」 開けたのはゴミを捨てようとする、二年生の男子生徒1名。 あたしは何事もなかったように起き上がり、倉庫を出た。 あ、ゴミの臭いとれてない。 それに外は真っ暗。 外気に晒されたことで、寒さが増す。 「待てよ!」 あたしの後ろで声がする。 振り返るとさっき倉庫を開けた、背の高くて真面目そうな人だった。 「何?」 「いや、なんだよその反応。 御前何してたんだよ、あんな所で」 大体は見当がついてるくせに、その男は訊く。