生きていかなきゃ

「悪いけどドールが鍵開けてくれない?」



ゴミ置き場になっている倉庫の鍵を、あたしが開けることになる。


それくらい自分でやればいいのに。



この時花瑶の行動に注意すればよかったのだ。


ガチャと音を鳴らしロックを取った鍵を取ると、あたしは体全体が濡れた。


「は?」


花瑶がバケツを持ってる。


また同じ手法に引っ掛かった。


そう思うとあたしはイラついて、奮起しようとした。


そしたらあたしは開いた倉庫に突き飛ばされ、彼女の持つゴミ袋がその中に投げ込まれた。


それを退けて怒りながら出ようとしたが、花瑶のものすごい速さに負けて、倉庫の扉が閉められた。


ガチャと言う音が聞こえたのは、当然だ。


意味がないとわかっててもあたしは、


「おい、開けろよ!

おいってば‼」


倉庫を乱暴に叩き、花瑶に訴えた。


だが返ってきたのは、

「あたしはお前を許さない。
苦しめよ」


そんな低く、恨みの籠った言葉だった。