彼女の席の近くの人は怯える。
女子なんて震えてる人なんかもいる。
助けを求めるように、あたしを見てくる男子が数人いた。
「まじでふざけんな」
花瑶はあたしの方を見て言った。
その時に目が合った。
睨み付けられたあたしは、すぐに反らした。
その言葉をそのまま返してあげたい。
それから花瑶は特に何もせず、あたしは放課後を迎えた。
「先生はお前が書き終えるまで、ここにいるからな」
先生は朝宣言した通り、あたしに反省文を書かせるつもりだった。
ずっしり罫線が引かれた紙を、あたしに見せつけるように机に置くと言い渡した。
他の生徒も残ってる中。
あたしは先生に監視されながら、反省文を書くことになった。
あたしはまた、自分のやり返したことだけしか反省しなかった。


