「先にやったのはあたしじゃない。
やり返されるのを承知で行動する方にも、原因があると思います」
「ごちゃごちゃ言い訳するな!
お前に放課後、また反省文を書かせるからな!
帰るんじゃねーぞ!」
時計をちらっと見た先生は、話を切り上げた。
職員会議の時間が迫ってるのだろう。
あたしに言い終わったら、そそくさと教室を出て行った。
この張り詰まった雰囲気を残して。
更にクラスに追い討ちをかけるように、花瑶は言った。
「あーあ。 面白くない。
もう言っちゃったよ、アイツ」
教科書を机に放り投げた彼女。
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