久佐野がそんな風にあたしを見ていたなんて、思ってなかったからだ。
「まぁ、さすがドール。
面白い方に持っていってくれた!」
真剣なトーンで話してた彼は、突然明るくなった。
それからあたしはこれと言った回答はせず、廊下を歩いて、学校を出た。
「今日ドールん家行こうかな」
あたしを普通の家庭だと思わせる発言をする。
これはどう受けとればいいんだろう。
「今日はダメ。
あ、そうそう。
あたし来週の火曜まで、謹慎食らったから。
学校行かない」
あたしの発言に
え? と振り返る久佐野。
あたしの謹慎期間は、2日間となったのだ。


