「だからって天から授かった大切な命を落とすんじゃねーよ!
あんたには死んだら悲しむ家族がいるんでしょ?
あたしが住んでる施設には、親に捨てられた子しかいない!
それなのに必死に生きてんだ!
あんたには暖かい家族があるんだろう?
それを悲しませることをするな」
あたしはそう言って立ち上がり、今藤を突き飛ばした。
今藤はベッドに倒れた。
「あたしがドールって周りに言いふらしてる理由わかる?
それは親があたしをドール、人形のように扱って育てたからだ。
ドールって言うのは、あたしの人生の定めだからなんだよ」


