「よし、手当てはここまでかな。 今藤くん? 大丈夫? さっきここまで来るの、難しそうだったけど、また歩ける?」 「大丈夫ですよ。 俺はこれでも一人で帰れますから」 二人のそんな会話が聞こえた。 ん? 今藤帰るの? だったらこの勘違い教師と二人っきりになるじゃん。 最悪だよ。 「いや、 二人で校長室に行ってもらいたいんだ」 その保健の先生の言葉に、より一層二人の会話に耳を傾けることにした。 何で其処まで話が行くのさ。