生きていかなきゃ


昼休み。


ビクビクしてる今藤。

あたしは一度花瑶を見て、弁当を食べ始めることにした。


相変わらず楽しそうにしてる花瑶。


今日手を出さないで、何を考えている?



・・・こんなこと、考えなくていいんじゃないか。


だってあたし、今藤に何も言ってないし。


ただ強くなれとは言ったけど。


それは男としての力量のこと。



彼にあたしの思いは通じてるはずだ。


それなのに変わらない理由。



花瑶が怖いのだ。