あたしだけが変えれる、花瑤の表情。
楽しくて仕方ない。
もう何も言わなくなった花瑶は、自分の席に座るのであった。
朝の時間彼女は、今藤に何もしなかった。
時間はどんどん過ぎていく。
朝のあれからあたしは花瑤に何もしてないし、相手も今藤に何もしてない。
珍しいこともあるんだ。
でもあたしにはわかる。
時間と共に花瑤は怒りを増幅させてること。
昼休みになる前の最後の授業。
きっと花瑤は今藤に何をするのかじっくり考えているのだろう。
いや、もしかしたらあたしに何かするのか。
まぁ、楽しみにしとこうじゃないの。


