音が食堂中に響いた。


お陰でもっと空気が重くなった。


「何すんの?!」

当たり前のように対抗する私。


怒りの表情をするキングデビルに、歯向かおうとする子は他にいないだろう。


「おまえは用意されたご飯も食べられないのか?!」


「あんたに言われたくない」


「いいから食え‼」


そう言われ乱暴にキングデビルから自分の席に座らされた。


みんなビクビクしているが、さすがスモーク。


笑いを隠している。


そしてイラついたため息を溢すと私は、黙ってリトルデビルが作った朝御飯を完食するのだった。