洗い物をしているあたしを暫く見ている。 「俺も手伝うよ」 滅多に家事を手伝わない、スモークの発言。 あたしは何も言わず、彼はタオルであたしが洗った食器達を拭いている。 「スモークはさ… 酒の臭い、大丈夫なの?」 ここに平気で入ってきている。 あたしですら嫌なこと思い出してしまうのに。 「……ようやく、平気になった。 俺はあまり親のこと気にしないようにしてるし。 気にしてたら、いつまでも親のこと考えてることになるし」