あたしに抱きついて安心したのか、2人は泣き腫らした目で更に号泣する。 「怖かったね…」 座り込んだあたしはそっと2人の頭に手を添えた。 「あのね、あのね!! おさけのにおいがして、ぼくたちほんとうにこわかったんだ。 ここににげて、ドールのかえりをずっとまってたんだよ? ぼくは…おとこのこだから、おんなのこをまもらないといけない、でしょ? ぼく、がんばったんだよ!」 泣きながら訴えるデル。 クーコはあまりの恐怖に喋っていられないみたいだ。