「珍しいなぁ。 あの子どもたちより、俺を優先するとはね」 「……べつにそういうことじゃないよ。 ただ今の調子であの子達に振り舞いたくないだけ」 あたしがそう言うと、久佐野はやや不満顔。 「学校ならどんな気分でいてもいいってことなんだ、ドールにとったら」 何急にムキになってるの。 「どういうこと?」 「クラスや俺たちにはどうでもいいって感じなんだな」 ケッという感じで彼は怒っている。 何でこんなことで怒れるのか。