生きていかなきゃ


そう言うあたしは、自分の片付けが終わると倉庫から出た。


その次に今藤も出る。



「あり…がとう」


小さな声だったけど、今藤は確かにあたしに感謝した。



「バカじゃない?

何でやらないといけないことをやって、あたしは感謝されるの?


今藤だって本当は他人の分までやりたくないんでしょ。



断ればいいのに」


ネチネチ言うあたし。


なんかこう…へなちょこな男を見ていると、喝を入れたくなるのだ。


「ぼくだって……!!


いいや…何でもない…」