『生徒のみなさん。お疲れさまでした。』
突如、湖の周りのスピーカーから放送が流れた。
『これより、1時間の昼休憩に入ります。1時間の間は一切の戦闘を禁止します。規則を破ったものは罰則があるのでご注意ください。』
水野はこれを狙っていたのか。
これで、俺たちはせっかく優勢になったにも関わらず、水野からゼッケンを奪うことができなくなった。
『また、昼休憩終了の10分前に、午後の部のルール説明を行いますので、聞き逃さないようお願いします。』
「アハハ!だってよ、中谷。」
水野は自分に向けられた銃口をどける。
「みんな、行くわよ。」
水野の合図と共に、水野のチーム四人は水から出ると、木々の奥へと消えた。
「…私たちも行きましょう。」
亜希はそう言うと湖からあがり、水浸しのジャージを絞った。
亜希を先頭に、俺たちは湖を離れ、別のエリアにやって来た。
竹に囲まれたエリアで、亜希によると竹林エリアだとか。


