卒業式の日

偶然、2人きりになった教室で
何か言いかけてやめた君を


きっと両想いだと



あの時、何となく
気づいていたのに


確かめる勇気のない俺は


照れ隠しに
スカシタ挨拶を
ひとつしただけで


先に、教室を出てしまってーーー




シャイだったとか

若さ・・・だ、とか



そんな言葉なんかじゃあ
取り繕うなんて不可能な程
後悔をして。




だから


いま、あえて言葉にして
伝えたい。