その日の夜は私の部屋で 沙奈と一緒に寝た 私のベッドは結構大きくて 2人で寝ても余裕がある 「杏、私はいつでも味方だから 何かあったらいつでも言ってね」 私の手を握り真っ直ぐ目を見ながら 真剣に言った いつか私の全部を話しても 沙奈ならきっと受け入れてくれるよね 「いつか私の全部、聞いてくれる?」 「もっちろん!! どんなことがあっても ずっと変わらず親友よ!!」 私と沙奈は好きな食べ物や この辺で新しくできたお店 そんな話をしながら 夜遅くまで笑い合った