広間の前に着いた
「じゃあ2人で開けて」
竣と翠は襖を開けた
『happybirthday!!』
それと同時にみんながクラッカーを鳴らした
「びっくりしてくれた?」
「こんな盛大だとは思わなくて」
照れたように笑う翠に
私も嬉しくなった
竣の顔を盗み見ると
優しく微笑んでくれた
「ほら、主役がそんなとこに
突っ立ってんなよ!!」
「ご馳走いっぱい用意したんだから」
「行こう!!」
2人の手を引きみんなのもとに走った
そしてバースデーパーティーというなの
大宴会が始まった
お祝いの席と言うことで
お昼だけどお酒を飲むのもよしとした
「ケーキは杏が作ったんだよ!!」
私が作ったケーキを出してきて
2人にローソクを吹き消してもらった
恥ずかしそうだったけど
貴重な光景だった

