天使も星座も誰一人居ない。 「こんなことって…」 とりあえず、王宮へと向かう。 王宮に行けば、なにかわかるかもしれないし… 「転移」 すると目の前に王宮が現れる。 あたしは王宮の姿を見て絶句した。 真っ白く、光に満ち溢れていた王宮。 その姿は何処にもなくて… 黒い薔薇の茨が絡み付き、 真っ黒いオーラを放っていた。