*** そうして始まったわたし達の淡い恋物語。 しかし、あの時から既に亀裂が走っていたなんてわたしは気付かなかった。 惹かれあったのが運命なら、裂けるのも運命だったのかもしれない。 そう思うほどわたしと飛鳥の相性は悪く、感性が異なる。 お互いがお互いを理解出来ず、距離は縮まるどころか遠退くばかり。