少し睨むように上目で見ても、蜂須賀君は余裕綽々で笑うだけ。 ムッとしつつ距離を置こうとしたとき。 「―――あ?」 地響きが聞こえてきた。 眉を顰めて隣の教室を隔てる壁を睨み付ける蜂須賀君。 そっちの教室と言えば、さきほど勉強会が開かれていたところ。