セレも呪文を唱えた。
瓦が粉々に砕け散った。
こいつには容赦しなくていい、とタリヤは思った。
小さな竜巻を幾つも作り出した。
真空の渦だ。
何千本ものナイフが渦を巻いている様なものだ。
その渦を自在に操り、あらゆる角度から次々とセレにぶつけて来る。
「行けっ!」
しかも、その合間に大地の魔法でセレを地面に叩き落とそうとする。
地上からは20メートル程の高さだ。落とされたら無事では済まない。
タリヤの竜巻を消したり避けたりしながら、大地の魔法も使わなければならない。
タリヤの方が戦闘経験も魔法の技術も遥かに上だ。
セレは本格的な魔法戦は初めてだ。少しずつコツは掴めているが、段々と追い詰められて来た。
「!」
ついに真空の渦がかすった。セレの右の二の腕がザックリと切れた。
一瞬、ひるむ。
それを見てタリヤは竜巻の動きを思い切り速めた。
「勝負あったな。」
瓦が粉々に砕け散った。
こいつには容赦しなくていい、とタリヤは思った。
小さな竜巻を幾つも作り出した。
真空の渦だ。
何千本ものナイフが渦を巻いている様なものだ。
その渦を自在に操り、あらゆる角度から次々とセレにぶつけて来る。
「行けっ!」
しかも、その合間に大地の魔法でセレを地面に叩き落とそうとする。
地上からは20メートル程の高さだ。落とされたら無事では済まない。
タリヤの竜巻を消したり避けたりしながら、大地の魔法も使わなければならない。
タリヤの方が戦闘経験も魔法の技術も遥かに上だ。
セレは本格的な魔法戦は初めてだ。少しずつコツは掴めているが、段々と追い詰められて来た。
「!」
ついに真空の渦がかすった。セレの右の二の腕がザックリと切れた。
一瞬、ひるむ。
それを見てタリヤは竜巻の動きを思い切り速めた。
「勝負あったな。」

