何だ?と見ている間に小麦の倉庫から炎が上がった。
セレも誰かの魔法を感じて外に出た。
「火事か!」
2人は現場に駆けつけた。
セレは風の魔法で火の周りに真空の空間を作って酸素を遮断した。
火は一瞬で消滅した。
発見と消火が早かったので大きな被害は無かったが、小麦は20袋程が駄目になった。
煙に気が付いて近所の人達が出て来た。ラドニーもやって来た。
「またか…」
ここのところ、機械を壊されたり小麦を盗まれたり、嫌がらせと思われる出来事がよくあるのだ。
「最初は親父がやっているのかと思ったけど、あの人はやるんだったら僕の目の前でやるだろう。」
他には心当たりは無かった。
エルグはセレにだけ、ジンの姿を見た事を話した。
「確かにジンだった。倉庫から走り出て来たんだ。」
「あの子がやったとは思えないが…」
しかし、気になるのは確かだ。
「明日、後をつけてみよう。でも俺じゃない方がいいな。あの子は魔法使いの気配には敏感そうだ。」
セレはエルグを行かせる事にした。
セレも誰かの魔法を感じて外に出た。
「火事か!」
2人は現場に駆けつけた。
セレは風の魔法で火の周りに真空の空間を作って酸素を遮断した。
火は一瞬で消滅した。
発見と消火が早かったので大きな被害は無かったが、小麦は20袋程が駄目になった。
煙に気が付いて近所の人達が出て来た。ラドニーもやって来た。
「またか…」
ここのところ、機械を壊されたり小麦を盗まれたり、嫌がらせと思われる出来事がよくあるのだ。
「最初は親父がやっているのかと思ったけど、あの人はやるんだったら僕の目の前でやるだろう。」
他には心当たりは無かった。
エルグはセレにだけ、ジンの姿を見た事を話した。
「確かにジンだった。倉庫から走り出て来たんだ。」
「あの子がやったとは思えないが…」
しかし、気になるのは確かだ。
「明日、後をつけてみよう。でも俺じゃない方がいいな。あの子は魔法使いの気配には敏感そうだ。」
セレはエルグを行かせる事にした。