エルグは見事な体格だから、まだわかる。
だがセレの方はその細い身体のどこにそんな力があるのだろう、と誰もが不思議に感じた。
それに、セレにはどうも肉体労働は似合わない。
ラドニーも今日、まず最初にセレにきいた。
「セレ、本当にいいの?」
「何がですか?」
「どうもキミには指示がしづらいんだよね…。身分の高い人じゃないの?こんな所で労働なんかしていいの?」
昨日、お茶のカップを口に運ぶ仕草が上品で優雅だったと言うのだ。
「何が違うかって言われると上手く言えないんだけど…。みんなと違うものを感じるんだよ。」
…困ったものだ。育ちというものはなかなか抜けないらしい。品の良さなど今のセレには必要ない。むしろ邪魔だ。
「そんな事ありません。それに仕事はこちらからやらせて欲しいと頼んだんです。」
「…そうなんだけどね。」
人手の欲しい時だ。そういう事にしておこう、とラドニーは思う事にした。
だがセレの方はその細い身体のどこにそんな力があるのだろう、と誰もが不思議に感じた。
それに、セレにはどうも肉体労働は似合わない。
ラドニーも今日、まず最初にセレにきいた。
「セレ、本当にいいの?」
「何がですか?」
「どうもキミには指示がしづらいんだよね…。身分の高い人じゃないの?こんな所で労働なんかしていいの?」
昨日、お茶のカップを口に運ぶ仕草が上品で優雅だったと言うのだ。
「何が違うかって言われると上手く言えないんだけど…。みんなと違うものを感じるんだよ。」
…困ったものだ。育ちというものはなかなか抜けないらしい。品の良さなど今のセレには必要ない。むしろ邪魔だ。
「そんな事ありません。それに仕事はこちらからやらせて欲しいと頼んだんです。」
「…そうなんだけどね。」
人手の欲しい時だ。そういう事にしておこう、とラドニーは思う事にした。

