緑の風と小さな光 第1部

「うん…ケンカなんかしたくないんだけどね。心配させてごめんよ。ルーチェ。」

「早く仲直りしてね。」

「…うん。」

「私はパパもお祖父ちゃんも大好きなの。」

「…うん…」

ラドニーも父親が嫌いな訳では無いのだが…



ルーチェはピアリ達と話し始めた。結構、気が合うようで話は盛り上がった。

旅での出来事から始まり、今、セレ達が仕事を探している話になった。

「それなら僕の工場で働いてもらえると助かるよ。収穫後の今が1番忙しいんだ。」

ラドニーが言った。

エルグは喜んで引き受けた。セレももちろん同意した。

住む所も

「工場の敷地内に、物置きにしている小屋があるけど結構広いから、そこでよければ。」

と言ってくれたので、そこを貸してもらう事にした。

ものの1時間程の会話だったが、その間にセレは驚異的な早さで回復した。

早速、荷物を持って小屋に移動した。