翌日の朝。

ノーラの邸に馬車が来た。

レビン一行だ。

レビンと、その従者…おそらくは昨日のチューレという奴…、そして役人らしき男の3人だ。

邸の周りには村人達も来ていた。

その中にセレ達もいた。


ノーラが両親に付き添われて出てきた。

レビンが前に出て、ノーラの手を縛ろうと縄を取り出した。…が…

ジャラジャラ…

「?!」

縄と数珠つなぎになってアクセサリーが出て来た。まるで万国旗の様だ。

ブレスレット、ネックレス、懐中時計などなど…