「囮《おとり》を使って捕まえられないかな。」
エルグにブレスレットをつけさせて、水を張った洗面器のそばに立たせた。
セレが持っていた純銀のブレスレットだ。金目の物が目宛てなら喰いついて来るだろう。
…だが、1日待っても何も起きなかった。
次の日、ピアリは随分と元気になった。
セレが治癒力を高めてくれているので、回復が早い。
ピアリはルルグの病気の事を医者に話してみた。
医者は詳しく症状をきいた。
「確かにアレルギーの症状だね。原因となる物質は特定できないけど、症状を抑える薬は作れるよ。」
「材料はほとんど揃っています。」
ピアリは採取した薬草の種類を医者に話した。
「へえ、よく知ってるね…」
医者は感心した。
「ええ。私の父親も医者なんです。それに、彼が良い医学書を持っているの。」
セレの方を見た。ヴァシュロークの魔法書の事だ。
「医学書?君も医者なの?」
「知識だけです。治療をした経験はありません。」
「ここで経験を積むかい?彼女が治るまではここにいるだろ。」
実はセレが望んでいた事だ。
「よろしくお願いします。」
二つ返事で引き受けた。
エルグにブレスレットをつけさせて、水を張った洗面器のそばに立たせた。
セレが持っていた純銀のブレスレットだ。金目の物が目宛てなら喰いついて来るだろう。
…だが、1日待っても何も起きなかった。
次の日、ピアリは随分と元気になった。
セレが治癒力を高めてくれているので、回復が早い。
ピアリはルルグの病気の事を医者に話してみた。
医者は詳しく症状をきいた。
「確かにアレルギーの症状だね。原因となる物質は特定できないけど、症状を抑える薬は作れるよ。」
「材料はほとんど揃っています。」
ピアリは採取した薬草の種類を医者に話した。
「へえ、よく知ってるね…」
医者は感心した。
「ええ。私の父親も医者なんです。それに、彼が良い医学書を持っているの。」
セレの方を見た。ヴァシュロークの魔法書の事だ。
「医学書?君も医者なの?」
「知識だけです。治療をした経験はありません。」
「ここで経験を積むかい?彼女が治るまではここにいるだろ。」
実はセレが望んでいた事だ。
「よろしくお願いします。」
二つ返事で引き受けた。

