出て来たのは小柄な中年男だった。
目が小さく鼻が高い。顔のパーツが中央に寄っている。
灰色のツバメが肩にとまっている。
「ガルテン様、約束は果たしました。残りの報酬と弟の薬を下さい。そして弟を返して頂きたい。」
「ああ。わかっているよ。」
ガルテンは上着のポケットから銀貨を数枚と小さな布袋を取り出してエルグに渡した。
銀貨は約束通りの枚数だった。エルグは布袋の中身を確かめた。
「…薬はこれだけですか?」
「それを作るのは大変なんだよ。なかなか材料も揃わないし。手間もかかる。」
「これでは一ヶ月位しかもちませんが…」
「無くなったらまた来るんだね。」
「…それは、また仕事をしろという事か?」
「そういう事だ。」
…どうせまた良からぬ仕事だ…
「弟くんもお返しするよ。ルルグ、出て来なさい。」
「お兄ちゃん!」
ガルテンの背後から小さな男の子が走り出て来た。
「ルルグ!」
エルグの弟にしては随分と小さい。
丸くて大きな瞳が可愛らしい。少しピアリに似ている。
目が小さく鼻が高い。顔のパーツが中央に寄っている。
灰色のツバメが肩にとまっている。
「ガルテン様、約束は果たしました。残りの報酬と弟の薬を下さい。そして弟を返して頂きたい。」
「ああ。わかっているよ。」
ガルテンは上着のポケットから銀貨を数枚と小さな布袋を取り出してエルグに渡した。
銀貨は約束通りの枚数だった。エルグは布袋の中身を確かめた。
「…薬はこれだけですか?」
「それを作るのは大変なんだよ。なかなか材料も揃わないし。手間もかかる。」
「これでは一ヶ月位しかもちませんが…」
「無くなったらまた来るんだね。」
「…それは、また仕事をしろという事か?」
「そういう事だ。」
…どうせまた良からぬ仕事だ…
「弟くんもお返しするよ。ルルグ、出て来なさい。」
「お兄ちゃん!」
ガルテンの背後から小さな男の子が走り出て来た。
「ルルグ!」
エルグの弟にしては随分と小さい。
丸くて大きな瞳が可愛らしい。少しピアリに似ている。

