「大丈夫か?手加減はしないぞ。そんな小枝みたいな腕じゃ折れちまうかもしれないぞ。」
エルグは睨む様にセレを見下ろして言った。
「やってみればわかるさ。」
セレは平然と答えた。
司会者がセレの名前をコールし、二人を握手させた。
「準備はいいかい?」
「ああ。」
「いつでも。」
二人とも頷いた。
「よし!始め!」
勝負が始まった。取り囲む人々は息を飲んだ。
全く互角だった。腕はどちらにも傾かない。
『こいつ、普通の人間じゃないな』
お互いにそう感じた。
暫くして、二人の腕が震え始めたが、まだどちらにも動かない。
エルグは「アペットにて食べ放題」を諦める訳にはいかない。
「くうぅっ!」
更に力を込めた。
少しずつセレが押されて来た。
力はエルグの方が上かもしれない。だがセレの持久力はかなりのものだ。なかなか倒れない。
「くっそー、しぶといな…」
とにかく勝負を着けようと、エルグは残っている全ての力をふりしぼった。
が、その瞬間、フッ、と全身の力が抜けてしまった。
「?!」
セレは勢いでエルグの腕を思い切り倒してしまった。
エルグは睨む様にセレを見下ろして言った。
「やってみればわかるさ。」
セレは平然と答えた。
司会者がセレの名前をコールし、二人を握手させた。
「準備はいいかい?」
「ああ。」
「いつでも。」
二人とも頷いた。
「よし!始め!」
勝負が始まった。取り囲む人々は息を飲んだ。
全く互角だった。腕はどちらにも傾かない。
『こいつ、普通の人間じゃないな』
お互いにそう感じた。
暫くして、二人の腕が震え始めたが、まだどちらにも動かない。
エルグは「アペットにて食べ放題」を諦める訳にはいかない。
「くうぅっ!」
更に力を込めた。
少しずつセレが押されて来た。
力はエルグの方が上かもしれない。だがセレの持久力はかなりのものだ。なかなか倒れない。
「くっそー、しぶといな…」
とにかく勝負を着けようと、エルグは残っている全ての力をふりしぼった。
が、その瞬間、フッ、と全身の力が抜けてしまった。
「?!」
セレは勢いでエルグの腕を思い切り倒してしまった。

