御曹司さまが放してくれない!!



「そんな、いきなり言われても・・・無理っていうか。」


「どうしてだ!

俺は、おまえが好きだ!
おまえを恋人にしたい。」



真剣な目をして、

肩をつかまれて

真正面から・・・・また告白ですか。



いくらバカでも

見た目がかなりの美形だから、ドキドキするんですが。



「お気持ちは、うれしいですが・・・

わたしはあなたのこと、申し訳ないけど覚えてないし。

それに、もし覚えていたとしても、好きではないっていうか・・・。」



わたしがそう言った途端、見てわかる落胆ぶり。


あからさまにショックを受けたような表情になる。


顔色悪いよ・・・・





なんか、そんな顔されたら

申し訳なくなってくるじゃん。