御曹司さまが放してくれない!!



「しかし・・・・

こんなに、俺がおまえのことを会えない間も想っていたのに

椎名は忘れていたんだな。」


恨めしそうにわたしの顔を覗き見る。



少し近づいた、綺麗な顔。


やっぱり美少年だ。

肌もわたしより断然きれいだし



こんな美少年に見られるのは

いろんな意味ではずかしい。





「おい。」

「は、はい?」


「忘れてんじゃねーよ!」


「あぃた!」



むっと唇をとがらせたまま

でこぴんされた。






うそ・・・・


でこぴん!?