一年は最後で俺はアンカーを任された。 足が速い人ばっかがアンカー。 菜々もアンカーだった。 俺は靴ひもをギュッと結んだ。 スタートして、一番に来たのは青ブロック。 次に赤ブロックだった。 これでは菜々に負けてしまう。 そして青ブロックと赤ブロックの差が縮まった。 バトンを受け取りそのまま突っ走った。