すると、目の前に柄の悪そうなヤンキーがいてそのまま通り過ぎようと思ったのに腕を掴まれた。 「おぉ、君可愛いね。名前何て言うの?」 カッコつけてるのか耳にピアスを付けていた。 「いや…困るんですけど、、、。」 不安だった。 このままどこかに連れて行かれるんじゃないかって。 「困るのはこっちだよ。君が可愛いすぎで困る。よし、連れて帰ろ。」 1人の男が私の手を強く握った瞬間、 「長瀬に触れんな。」 と後ろから怒声混じりの声が聞こえた。