「美希さんと隼人さんが飲み比べだって!」



「まじで!?」



「行こうぜっ」



あちこちからそんな言葉が飛び交い気づけば私たちの周りには人だかりが。


面白がってなのか舞蘭と希龍の幹部たちも集っていた。



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「僕もうだめ…」



決着が付くのは案外早いもので。


その言葉を最後に眠りに落ちた隼人。



「結構早かったな〜」



「そうですか?かなり頑張ってましたよ。隼人」



「翼に比べたら全然だね」



舞蘭の中で私の次に強いのは翼。


あれはかなりきたな〜。


もうやりたくない。


私の心を読んでいるかのように「やりますか?」なんてニヤリと笑いながら言ってくる彼。