愛を知らないあなたに

つまり。



「りょっちゃんはお皿のお水がなくなっちゃったから・・・干からびてたってこと?」


「うむー。河童はお皿のお水がないとかぴかぴになっちゃうのー。」


「・・・・・・な、なんだ・・・。そういうこと・・・。」




思わずガクリと肩の力を抜く。


うはぁ、そっか、そうだったのか。ビックリ、した・・・。




「ごめんねタマ。なんにも知らずに睨んじゃって・・・。」


完全なるあたしの勘違い。

恥ずかしい。




「ううん!いいのいいの!リンは知らなかっただけだもん。

それに・・・あながちまちがってはいないから。」


「へ?」


「死ぬよ。」



その言葉は、やけに耳に響いた。






「あのまま何日か放っておいたら、りょっちゃんは確実に死ぬ。」



さらり。

タマは何でもないことのようにアッサリと言って、微笑む。




「だからリンはそんなにまちがってなかったんだよー。」