愛を知らないあなたに

そんな疑問ばかりが頭に過ぎる。


考えたって仕方がないし、どうにもならない疑問。


そんな疑問を抱いてしまうあたしは、馬鹿だと思う。

けど、しょうがないとも思う。



だって、怖いしぃ・・・・・・。


っとと。

前向きにだった!


前向き前向き・・・

お腹いっぱいお腹いっぱい・・・




ぶつぶつ呟いていれば、ぐいっと腕を引かれた。


「おわっ!?」



当然のことながら、バランスを崩したあたしは倒れた。


けれど、衝撃は少ない。



というのも。

布団の上に倒れこんだからだ。


左には、鬼様の顔のドアップ。



「・・・面白い叫び声だな。」


「・・・・・・面白くないです。普通です。」



ていうか。

全然面白がってるように見えないよ、鬼様。


無表情は変わらない。

冷たい声も。