「はぁーい!」

急いで階段を駆け下りた。

「行ってきます!」

「遅くなりそうだったら連絡するのよ。
まぁ、みんないるなら大丈夫だろうけど…。行ってらっしゃい。」

お母さんの言葉を背中に聞いて
勢いよくドアを開けた。

「お、おはよ!」

ドアを開けると、もう3人そろっていた。

「へ、誰?…誰⁉︎」

詩音さんひどい…泣

「やっぱ似合ってなかったかなー。」

あはは、と笑いながら

怖くて聖夜を見ることができなかった。