母は、怒ったように、
「何言ってんのよ。あんたは高校行きなさい。それ位お母さんがなんとかするから、舞は何も心配しないで。」
と言ってくれて無事にこの高校に行ける事になった。
しかし、私はショックの発作のせいか過呼吸になってしまうことが多かった。
その時は何もかもが嫌になって、幸せなど感じなくなってしまった。
街で幸せそうな家族を見るたびに、なぜか怒りが湧き出たりもした。
そんな自分にも嫌気がさして、本気で何度も死んだ方が楽なのではないかとも思った。
そんな私をいつも励ましてくれたのが幼馴染の2人だったんだ。
そして、今、
発作は治まりつつあり、普通の生活をおくれるようにもなってきた。