私は目を開けた。




さっきのは何……?




「ああ!舞、起きたのね!」



「舞!大丈夫か?」



「おか、さん…おとう、さん」




「ええ、そうよお母さんとお父さんよ。心配したんだから、急に倒れて」




急に倒れた…?




わたしが?




「ここは…?」




「病院よ。今、先生が来るから。」




そして、しばらくして先生が来た。




「具合はどうだい?」




「……頭が少し痛みます…」




「自分の名前言ってごらん?」





「大塚…舞です。」




「ありがとう。それじゃ、取り敢えずお父さんとお母さんと話をしますね。」




そう言って、皆出て行ってしまった。




深刻そうな顔してた…




私、そんなに悪いのかな?