弓弦の過去を知って、 私が全てを受け止めたい。 そう思った。 それに、私は、本当は浩哉を想うべきではない。 …分かってる。 私は、悩んだ挙句「お願いします」と言おうとした。 だけど、ふとさっきのスイートピーの香りが思い出された。 この香り…