「…終わった」 何度桐生くんに“バカ”と言われたかはわからないけれど… あの課題の山をすべて終えることができた。 1人だったら絶対終わらなかったよ。 しかも1日でだなんて。 これも桐生くんのおかげだよ。 「ありがとう」 「ん…時間はかかりすぎだけどな」 そんなっ! 私にしたらすっごく早いのに!