そんな桐生くんの説明はとてもわかりやすくて… 「わかった?」 「うんっ」 先生の授業よりもわかりやすくって、すぐに理解することができた。 「桐生くん、教えるの上手いね!先生よりもすごくわかりやすい」 「……だからね」 「えっ?」 理解できて嬉しいあまり、笑顔になっている私とは裏腹に、桐生くんは無表情だ。 強いて言うなら悲しそうな…そんな表情。