「何でそんな悲しそうな顔してるわけ」 「えっ?」 「沢城さん、すぐ顔に出るからわかりやすい」 そんなわかりやすいのかな、私。 「……っ!?」 桐生くんの綺麗な指が私の顎に添えられて、うつむいていた私の顔がきゅっと上げられる。 「きりゅ……くん?」 「俺がさっきの子とキスしたのが嫌だった?」