「私、桐生先輩の事が好きなんです!」 「あっそ」 一生懸命な女の子の声の後に聞こえる桐生くんの素っ気のない声。 告白してきた女の子に冷たくすることはひどいとは思うけれど……… そんな桐生くんに安心している自分もいるんだ。 「なんでそんなに冷たくするんですか?」 すごく細くて、今にも泣いてしまいそうな声。 でもどこか芯が通っていて気の強い声。