先生、ナイスタイミングです! 「だそうです、桐生くんっ!」 「……チッ」 相当嫌だったようで、桐生くんはさらに不機嫌になっちゃったけど…… これで桐生くんと一緒に居られる! それだけで、今はすごく幸せです。 「何、ニヤニヤしてんの。気持ち悪いんだけど」 桐生くんのその一言で、まるでお花畑にいるような幸せな夢の世界にいたのに…… 一気に引き戻される。